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Kindleおすすめ寄稿

おすすめの本や小説を紹介していきたいです。Amazonのキンドルで読めるものを中心に。

【おすすめ本】夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦

小説

今日私が紹介したいのは、森見登美彦氏原作の、夜は短し歩けよ乙女という小説です。
森見登美彦氏は、「四畳半神話体系」や「有頂天家族」がアニメ化もされた、大人気小説で、こじらせた京大生の言葉遣いが面白い小説です。

夜は短し歩けよ乙女も、その例に漏れません。


以下は内容紹介です。

鬼才モリミが放つ、キュートでポップな片想いストーリー!
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。二人を待ち受けるのは奇々怪々なる面々が起こす珍事件の数々、そして運命の大転回だった!

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)


ポップな恋愛ストーリーと言っていますが、夜は短し……の主人公は、留年して卒業しそこね、大学にも行くことができない5回生で、かなり救いのない状態です。主人公の境遇のヤバさ加減で言うと、一番やばい作品かもしれません。四畳半はまだ3回生だし、『恋文の技術』はヘボいながらも日本海側のラボで大学院として頑張っています。

処女作の『太陽の等』みたいなこじらせまくった作品とは違い、『夜は短し』は、女性側、黒髪の乙女側からも物語が語られます。そういう意味では、女性にもおすすめできる内容と言えると思います。
男性側の一人称と女性側の一人称との2つで語られるのです。

あと、漫画化もされているみたいです。

ちょっと変わったモリミーワールドといった感じです。
絵は現代風になっていて、アニメ化はされていないけど、漫画でなっとくできる感じです。

夜は短し歩けよ乙女』は、黒髪の乙女視点で語られるから隙なのですが、林檎と達磨もモチーフとしてでてきていて、中村祐介さんのイラストが森見作品の中で一番気に入っています。

読みやすく、すらすら頭に入ってくる文体なので、普段本をまったく読まない方にもおすすめできます。
ぜひ読んでみてください。文学的な表現もありますが、娯楽作品としてふつうに面白いですよ!